もともとWindows環境から更新を行っていたHUGO製のブログをUbuntu環境からも更新できるようにしたときのお話です。
ブログシステムの構成
HUGOをNelifyにホスティングしています。
Githubに記事やテーマの構成が含まれているリポジトリを置いているというよくある構成です。
もともとWindiowsマシンでこれらを作ったので、Ubuntuからもブログの更新ができるように環境を作っていきます。
UbuntuにHUGOをインストール
HUGOがないと始まらないのでまずはターミナルで以下を実行します。
sudo apt-get install hugo
Gitクライアントをインストール
Windows環境ではSourcetreeを使用しているのですがUbuntuには対応していないようでした。
そのため、UbuntuではGitKrakenを使用することにしました。
GitKrakenも、Sourcetree同様無料で利用可能ですが、プライベートリポジトリは有料プランでないと使えないようなのでどうしようか考え中です。
とりあえず1週間無料トライアルがあるみたいなのでその間に決めるつもりです。
- 有料プラン($4.95)にする
- ブログのリポジトリをパブリックにする
GitKraken「GitKraken」2022年9月21日取得
HUGOのテーマを適用し直す
GitKrakenを使用してブログのリポジトリをローカルにクローンします。
vs codeのワークスペース上でHUGOのローカルサーバーを起動させて正常動作するか確認します。
hugo server
HUGO自体は動いているのですが、テーマがうまく適用されておらず、ブラウザは真っ白な画面しか返してくれません。
このブログはGithub-styleというテーマをサブモジュールとして読み込んでいたのですが、リポジトリのクローンだけでは読み込んでくれませんでした。
Meik2333/github-style「github-style」2022年9月21日取得
クローンしたあとに以下のコマンドを実行します。
#構文
git clone --recursive {適用したいテーマのリポジトリ}
#例
git clone --recursive git@github.com:MeiK2333/github-style.git themes/github-style
GithubとのSSH接続の設定
これでテーマが適用されるかと思いきや、githubとssh接続ができないという類のエラーが発生しました。
Windows環境ではすでにSSHキーの登録が済んでいたのでUbuntuでsshキーを登録していないことを忘れていました。
Ubuntu用に新しくsshキーを作ってgithubに登録します。
#SSHキーの保存場所に移動
cd ~/.ssh
#既にキーがないか確認(名前の重複によるキーの上書きを防ぐため)
ls
#sshキーの作成
ssh-keygen -t rsa
#キーの内容をコピーするためにキーの中身を確認(キーの名前がmykeyの場合)
cat mykey.pub
catコマンドでキーの内容を確認したらコピーして、githubの設定ページに貼り付けます。
github「github設定ページ」2022年9月21日取得
公開鍵の登録が済んだのでサイドgit clone –recursiveを実行するとテーマが適用されます。
検討事項
- Gitクライアント(GitKraken)をどうするか。
- テーマをインストールしたらバージョンアップされているらしくWindows環境との整合性をどうするか。
- またカスタマイズをどう適用されるか。
とりあえずUbuntuでもブログを更新する環境が整いました。
この記事がUbuntuから更新した1記事目です。