【Windows】"Pcの動作チェックをする際に使えるツール"

PCの調子が悪い時、どこがどう悪いかを調べるとき、症状に合わせていろいろなツールを使います。
愛用しているツールや、いいなと思ったツールを紹介します。
なお、Windowsを対象としており、Mac、Linuxその他OSは対象としておりません。

CrystalDiskInfo

CrystalDiskinfo はストレージの健康状態(S.M.A.R.T)を確認できるツールです。 不良セクタの有無や書き込みデータ量などを確認することでストレージの寿命が近づいていないか確認することができます。

わからないうちは診断結果が黄色or赤になってないかを見るだけでもいいでしょう。

このツールで異常が見つかった場合は速やかにデータのバックアップを取り、ストレージの交換を検討するべきです。

CrystalDiskMark

CPU使用率、メモリ使用率に余裕はある。
CrystalDiskInfoでは正常。 なのに変に動作が遅いときに使用してみるのがCrystalDiskMarkです。

ストレージの読み書き速度を計測してくれます。
色々設定はできますが、計測開始のボタンを押して放置するだけ。

使用しているSSDのメーカーが公開している読み書き速度より大幅に遅い場合、SSDのコントローラーの故障が疑わしいため、 早急にデータを取り出し、SSDを交換したほうがいいです。

Virus Total

ブラウザで動作するウイルススキャンサービスです。
怪しいファイルをアップロードすることで悪意があるファイルか否かを判定してくれます。

WindowsDefenderなどでスキャンしたが何も出てこない、でもまだ怪しいというときに有効です。

ちなみにアップロードされたファイルは誰でもダウンロードできるようになるので、
個人情報が入ったファイルをアップロードするのはやめましょう。

Process Hacker

強化版タスクマネージャー。 Windowsで現在動いているプロセスがとても詳しく見れます。

ウイルス感染した?というときにプロセスを監視して怪しいものがないかを見たり、
ソフトウェアの調子が悪いときの原因を探ったりするのに使えます。

プログラムがメモリのどこに展開されているかなど、とても詳しい情報を見ることができますが、
そのデータが何を意味するのかわからないと役に立たないため使いこなす難易度は高いです。

HWMonitor

ハードウェアの状態を表示してくれるソフト。

主にPCの冷却が十分かどうかを確認するときによく使います。

Prime95

CPUとメモリに高負荷をかけることで安定動作をするかを測るツール。

先述のHWMonitorと一緒に使ってCPU温度を見ながら使うことが多いです。

Windowsインストールメディア

Windowsインストール用USB。

USBからブートして回復環境を開いてログを見たり、修復コマンドを打ったりします。

RegistryChangesView

レジストリの差分をチェックできるツール。
レジストリが原因であるときシステム不修復やソフトウェアがどんなレジストリを使用しているのか調べるなどの解析作業に使用できます。

レジストリの差分を確認する方法
で少し取り上げています。

Linux

データ復旧などのデータが絡んだトラブルシューティングにはLinuxを使うことがあります。

私はUbuntuを使用しています。

余ったSSDにUbuntuをインストールして、WindowsとLinux両方扱えるようにしておくと便利です。

ざっと思いつくのはこのあたり

書き漏れや新しく見つけたら都度追記していこうと思います。
また余裕があるときに、個別に詳細な使い方を書くかもしれません。

TODO:
それぞれの項目に関する個別の記事を書くこと